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〒315-0013 茨城県石岡市府中1-4-24
TV朝日「いばらき推し」で放送されました
(いばらき大使の白石美帆さんとカミナリMC)
詳しくは、
パッケージデザインでお世話になりました。
茨城県はあまり知られていないかもしれませんが、実はたくさんそばを栽培しており、北海道に次ぐ全国2位を誇るそばの生産地なのです。そのほとんどが「常陸秋そば(ひたちあきそば)」という品種を栽培しています。
「常陸秋そば」といえば、茨城県が全国に誇るブランド品種。
香り、味わいに優れ、今や「玄そば」の最高峰といわれ、国内のそば粉の中でもとりわけ高値で取引されています。
「常陸秋そば」の魅力は、なんといってもそば粉の力強さ。風味豊かで、そば職人やそば通をうならせる逸品です。東京都内でも、数々の名店で使用されています。
真壁からながめるそば畑
画像をクリックすると拡大します。
生産農家より直接玄そばを仕入れ、常陸秋そばの特徴を活かすために、低回転石臼挽きで丹念に仕上げている。
石臼には石の名産地、地元真壁の御影石が使用されている。
鰹だしの旨みを活かす「本かえし」はヨネビシ醤油に特注。酒造業を継承して1800年に創業し、昔ながらの製法にこだわった本物の醤油づくりを続けている。
老舗の鰹節専門店である河津商店が加工した出汁の微粒粉を専用パックに入れている。非常に短い時間で、より濃厚な出汁が抽出できるよう工夫を凝らしている。
ひきたてフレッシュ出汁(Dashi)で、こんなにも美味しくなります
だから深い味わい
心も体もホッとします
名称 | 即席麺(ノンフライ低温乾燥麺) |
原材料 | 麺/小麦粉(北海道産)、そば粉(茨城県産常陸秋そば)、食塩 だしパック/かつお節(国産)、さば節(国産)、昆布(国産) 本かえし/しょうゆ(小麦、大豆を含む、国内製造)、みりん、砂糖 天かす/小麦粉(国産)、植物油、食塩 枯花かつお/かつおのかれぶし(国産) 七味/みかんの皮、唐辛子、胡麻、あおさ、山椒、おの実、けしの実 |
内容量 | 5食分 |
麺を茹で→計量→冷凍→乾燥させる、という工程で作られたノンフライ低温乾燥麺
本かえし・だしパックとも蕎麦専門店と同じ仕様で作っています
2013年、「和食」が世界遺産に登録されました。「和食」が世界の人たちから認められた喜びもありますが、その一方、日本から「和食文化」が消えていきつつあるという傾向も見逃してはなりません。
現代の日本では、化学調味料(うまみ調味料ともいう)や人工的に造られたたんぱく加水分解物、酵母エキスなどの、一見すると添加物とは分類されない人工調味料が配合されている商品が多く出回っています。
和食のベースとなるまっとうな「うまみ」の素とは、かつお節、昆布などでひく「出汁(だし)」です。
しっかり天然出汁をひくだけで、料理が簡単に美味しくなります。日本人だけが知っているスゴ技です。
日本人の味覚の原点、うまみを本物の出汁で体感してほしい・・・。
DNAに刻まれた味の記憶を思い出してほしい・・・。
鰹節一筋で80年以上やってきた出汁屋である私たちは、日々、そう考えていました。
さらに私たちは、人々に自然由来の本物の「うまみ」を体感してもらうため、また、日本人の味覚の原点である「出汁」の素晴らしさを伝えるため、各種イベント、食育講習会などの場で啓蒙活動も行っています。
「母の母の母から伝わる日本の心」、先代が考えた、とても心に響く言葉です。
子育て世代のお母さん対象の講座も開き、実際に出汁をひいて味比べを行ったりして、これからの子供達が健康で元気に育って、我々を支えてくれるよう、そして出汁文化を次世代に伝えていけるよう、使命感を持ちながら活動しています。
これらの出汁文化を広める活動の延長線で、どうしたらもっと多くの忙しい現代人に、本格的な出汁の良さを知ってもらえるのか、「便利」「時短」が好まれる風潮の中、より簡単に作れて受け入れられるものは何か・・・そう模索している中で考えついたのが、「インスタント食品の蕎麦(そば)で美味しい出汁が味わえる商品があったらどうだろう」というアイディアです。そしてそれが本当に「美味しい!」という感動を与えることができるクオリティであれば、本物の出汁文化に気付いてもらう機会が
作れるのではないか。
こうして「スローフード」な「ファストフード」である「出汁そば」が誕生しました。
最終的には、商品開発にあたって、茨城県内の各企業で協力した経緯もあり、茨城県が誇るブランド「常陸秋そば」を使用した、今回ご案内している「金色だしそば」という商品にグレードアップいたしました。
「天然出汁」と「本かえし」の出会いによって生みだされる「うまみ」のハーモニーをお楽しみください。
天然素材100%の出汁を使用した即席麺をつくるにあたって乗り越えなければならない「短時間で濃厚なだし汁を抽出する」という壁を乗り越えるため、試行錯誤の結果、効率(製造コスト)を犠牲にしてでも節の加工方法を改良しました。
●一般的なだしパックの製造方法
1次加工:厚削りにスライス
2次加工:粉砕機で粉砕
[メリット]時間がかからない、製造コストが安い
[デメリット]どうしても大きな粒が残ってしまい、その分だけ抽出時間が長くなる
●「金色だしそば」のだしパックの製造方法
1次加工:薄削りにスライス
2次加工:目開き2mmのふるいを通過できる程度に粉砕(特許取得部分)
[メリット]体積がかさばることもなく濃厚なだし汁を短時間で得ることができる
[デメリット]時間がかかる、製造コストが高い